2010 . 07 . 19

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フォワグラのポワレです。厚みのあるフォワグラに火を通し、おひとり様分ずつスプーンの上に盛りました。リンゴを炒めて甘みと香りを出し、シードルビネガーを加えた酸味のあるソースをかけました。前菜料理や、おつまみとしてどうぞ

nana
 
 
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 french soul

音楽には色んなカテゴリーがあるけど、日本で聴くフランスの音楽の種類はかなり限られてしまっている。シャンソンという一言で説明が終わっていることもある。便利だからそう言うのか、わからないからとりあえずそう言われているのかは僕にはわからない。
そういうシャンソンのほかに無理に何かを探すとしたらあるのはロリータくらいしかない。だけどブリジット・バルドーはもう別の世界に行ってしまっているし、ヴァネッサ・パラディもはっきりと別れを告げた。アリゼの日本盤が出たときは驚いたけど、もうこういうジャンルを日本で売ることには違和感をはっきりと感じた。
夏に入ってからアクセル・レッドの新曲がラジオから聴こえてきた。いつもと同じ歌声でも曲が新しいと少し呼吸を抑えて聴いてしまう。「temps pour nous」。2年ぶりのアルバムの1曲目だった。
僕が初めて聴いたアクセル・レッドの曲は「je t'attends」だった。かすれた声でゆっくり歌っていた。夜にお腹が空いてご飯を作っているときによく流れていた。繊細さと力強さが一緒になっているような曲。フランスにはこういう音楽があるんじゃないかとそれまでなんとなく想像の中だけで聴いていたような曲。昔の曲なのかとも思ったけど、できるなら今の音楽であってほしいと思った。
fnacに行くと彼女のCDをすぐに見つけることができた。名前も名前だし、もしかしたら英語圏の歌手がたまたまフランス語を歌っているのかもしれないと思っていたけどそうではなかった。赤茶の髪と感情を出さない表情が写っているジャケットからは歌への想いが反対に伝わってくる。あとで彼女はベルギー人だと知って不思議と納得した。フランスでも南出身ではないと思っていたけど、彼女にとってはフランスが南の国だった。
そのときのいちばん新しいアルバム「toujours moi」と、「je t'attends」が収録されているファーストアルバムを買った。「toujours moi」は聴き入ることのできるサウンドトラックのようにできている。ファーストアルバムのタイトルは「sans plus attendre」。このタイトルのアルバムの中に「je t'attends」が入っているのはやっぱり目を引く。なんでだろうとも思う。だけどアクセル・レッドは作詞も作曲もプロデュースもすべて自分で手がけている。だから落ち着いて聴くことができるんだろう。
こういう音楽が日本でも何かのときにかかればいいと思う。今の雰囲気のある若い監督のフランス映画を観る前に、かかるBGMが重いとそんな感じで入っていってしまう。レストランもそういう場所かもしれない。ゲンズブールの音楽はそんなに許容範囲が広くない。変わらないものは変わらないもので、今のものは今のものだしこれからのもの。音楽にはそういう力もある。